2010年9月16日木曜日

管理職のマネジメントのなさを嘆く

夏休みも明けた。1学期の混乱も収まった。

しかし、それも誤りであった。5限に3年生による対教師暴力が起きた。
不必要なものを取り上げることで、たまたま指導の加勢に入った教師の腹部を蹴ったのだ。

学年会で論議してと管理職が言ったと学年主任の言葉。いつもは市教委の通達だと問答無用の態度を崩さないのに。
暴力事件とかになると、急に学年会の意向に従う姿勢になる。
まず、管理職の方針があって、それを論議せよならわかる。原案なしに論議せよとは、会議の進め方の基本を知らない人物と取られても仕方がない。

被害者の先生を午後6時まで放置しておく管理職の非情さ。また、心配する教職員に説明する集会を開こうとしない態度。急かされて初めて開く始末。校長は朝から校長会、中文連、近隣の小学校に出張。でも帰港するのが船長の責任だろう。教頭に電話で指示したのだろう。

服務ハンドブックの説明に30分もかける管理職。これはダメ。したら処分と脅す。市教委のマインドコントロールに囚われた校園長には、学校園のマネジメントはできない。

それ以前に学校園の部下を守る姿勢のなさを嘆く。

1 件のコメント:

  1. なぜマネジメントが機能しないのか。
    1.管理職登用のシステムの機能不全
    2.管理職試験が競争倍率が2倍を切っている。管理職が魅力のないポストになっている。本庁の係長級のポストでしかない。能力のある人物は試験を避ける。市教委に盲従するしかない。解放教育を尋ねられると、市教委の方針を正しいと答える。
    3.市教委事務局の肥大化。文科省の下請け機関になっている。
    4.マネジメントの研修に時間をかけてない。リーダーシップといえば、俺について来いだと勘違いをしている。部落解放同盟の幹部にリーダーシップの研修会で喋らせた。旧日本軍の統率をその幹部は喋った。市教委の認識も疑われる。
    5.同僚性が教育労働では大きなウエイトを占めている。尊敬と納得に基づかずに教育労働は進まない。
    6.現場の教師の創意・工夫に信頼を置かないで、教育の前進はない。
    7.管理職登用の透明化と情報公開の徹底。
    8.同僚から尊敬される校長の命令なら、一肌脱ごうかと思わせる管理職が何人いるか。決断したら、教職員への説明責任を果たして、実行する。責任は管理職がとる。そんなリーダーシップをとる管理職はいるのか?

    返信削除