2011年8月5日金曜日

私の衛生推進者体験

13年間勤めた職場で衛生推進者を3年間した。

安全衛生委員会をまず立ち上げた。校長、教頭、養護教諭、衛生推進者、教職員代表3人からなる組織の規約や会議の運営を担った。産業医は校医ではなかった。月に1回の巡視もなかった。学期に1度、会議を開いた。初年度は産業医の出席を求めても、一度も出席がなかった。管理職も相手が医者なので、強く押せない。医者にとっても、少額なので、力が入らないだろう。

私が退職した年。こちらから情報を提供し、足も運んだ。産業医の理解も深まった。健康アンケートも毎年実施しているのに、改善が見られず、マンネリに陥った。アンケートを集計し、分析を産業医に依頼した。それを基に委員会で管理職に勧告をしてもらった。ただ、勧告に従わなくても罰則はない。産業医の委員会出席は3学期のみであった。

改善することを列記する。
1.学年の声を反映できるように、安全衛生に関心のある人を委員に選出する。
2.産業医に情報を隠すことなく提供する。足を運び、衛生推進者との人間関係をつくる。
3.学期に1回では職場の問題把握ができない。各種委員会のように、毎月開催する。
4.産業医に月に1回の巡視をするよう、教育委員会から医師会に依頼する。
5.学校長に健康配慮義務があることを判例に基づいて説明する。
6.労働法の学習を進める。

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