2011年9月18日日曜日

教職員用危機管理シートを提出させた管理職

ある中学校職場で「厳重保管 教職員用危機管理シート」なるものが、全教職員に配布された。

校長名で「手術等の不測の事態発生時の緊急時の連絡先」を記入して提出をするようにと連絡があった。。1学期末で忙しい時期になんでなのと疑問に感じた教職員もいたらしいが。

本文は以下の通り。

教職員の皆さんが、勤務中に病気等で手術の必要に迫られた時に親族の立ち会い及び承認がなければ、病院としても「麻酔」等の処置さえとることができません。

しかし、現在、皆さん自身の自宅の電話番号や携帯番号は分かっても、このような場合に備えての「緊急連絡先」等の対応ができていないのが現状です。

つきましては、下記に緊急時の親族等への連絡先をお書きいただき教頭に提出をお願いします。

提出された「連絡先」は校長室の金庫に保管し、手術等の不測の事態発生時にのみ使用します。また、転勤・退職の場合は、破棄いたします。

本人の名前
住 所
自宅電話番号
緊急時電話連絡先 ①職場・電話番号 関係
(名 前) ②携帯番号
①にかけてもつながらない場合に②にかけます。
備考(特記事項)


注記として1〜3が載っている。
1 封筒に厳封して教頭にご提出ください。
2 内容に変更がある場合は、その都度、教頭に連絡をしてください。
3 この用紙は、意識不明等で本人から連絡先を聞くことができない場合に使用しますので、それを想定してご記入をお願いします。

★個人情報をここまで収集していいのか。個人情報保護法から見て、必要以外の情報を集めているとしか思えない。
☆緊急時電話連絡先の本人との関係を書かねばならないか。
★不測の事態が発生しないように、普段から管理職は教職員の健康に気を配っていなければならない。労働安全衛生法を学習しているのだろうか。
☆こんなシートを作成・配布・回収したことを市教委は知っているのか。

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