2011年9月27日火曜日

日本ペンクラブ、大阪府条例案に反対を表明

日本ペンクラブは9月26日、声明を発表した。

浅田次郎会長名で「私たちは、大阪府教育・職員基本条例に反対します」をホームページに掲載している。

「大阪府教育条例」の中心を「知事が教育目標を定め、その下の教育委員会ー校長ー教職員を指揮命令系統のように序列化し、そこから外れると見なした教職員を一律に排除すること」だと見抜いている。それは「まるで工場の品質管理」のようだとも言う。「思想信条によって人が序列化されたり、差別・弾圧されたり、また職場や地域や国から追われることには反対してきた」組織である日本ペンクラブは明確に反対を表明している。

教育への政治介入を条例によって正当化しようとする知事の独裁的・非人間的手法を批判する声は広がっている。今の教育委員会は文部科学省の下請けになっているが、教育委員会制度を活性化した例がある。教育委員準公選制を実施していた東京都中野区だ。

教育委員会制度を骨抜きにするのでなく、活性化する道をさぐることを提案したい。

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