2011年11月10日木曜日

大阪市教委の国旗掲揚・国歌斉唱についての通知

教育長は2011年1月27日、通知を大阪市各学校園の校長と園長に出した。

国旗掲揚・国歌斉唱について、5点にわたる通知である。

国旗を式場内に掲揚する。

国歌を式次第に掲載する。

起立して斉唱する。

音楽の授業等における国歌斉唱の指導を進める。

卒業式及び入学式においては、ピアノまたは吹奏楽による伴奏で、大きな声で国歌が斉唱できるよう指導を進める。

そして

また、郷土を愛する心を育てるという観点から、大阪市旗の掲揚、市歌の斉唱の実施を進めていただきたい。

今年度も上記のような通知が出されるだろう。政令指定都市の大阪市には文部科学省から直接に圧力がかかってくると聞く。

12月から1月にかけて職員会議で卒業式の実施案を討議する。かつては侃々諤々の議論が展開された。平行線の議論で疲労し、空中戦で時間を浪費した。最後は管理職の「お願いします」「管理職の責任で実施します」の空疎なコトバで卒業式を迎える。職員会議が憂鬱で反抗的なものから逃避と儀礼の時間に変化してはいないか。教師が教育的視点から目を逸らし、お上(教育委員会)に盲目的に従属し、自らの保身を考えるようになれば、この国の将来は暗い。

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