2012年1月24日火曜日

公務災害 監督の過労死認定を 甲府地裁結審 妻が最終陳述(しんぶん赤旗 2011.10.12)

くも膜下出血で急死した山梨県立白根高校の教諭で野球部監督の山形功さん=当時(40)=の遺族が「過重労働が死亡の原因」として公務災害認定を求めていた裁判が11日、甲府地裁(林正宏裁判長)で結審しました。判決は来年1月31日に行われます。

最終意見陳述では、死亡した山形さんの妻で原告の真弓さん(39)が「夫が亡くなって5年6カ月。2人の娘も中2と小6になりました。子どもたちの成長を2人で見守ってきたかった。教師として全身全霊をかけた夫の熱意を正しく認めてください」と陳述しました。

裁判所にはこの日までに、裁判を支援する会が集めた4万人を超す署名と、県内の高校でクラブ活動を指導する教師からの「公務災害認定を求める」要望書371人分が届けられています。

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