2012年1月31日火曜日

糖尿病発症の危険性 睡眠「5時間以下」で5倍(毎日小学生新聞 2012.01.31)

1日の平均睡眠時間が5時間以下の人は、7時間を超える人と比べて、糖尿病を発症する危険性が5倍以上高くなることが、旭川大学や北海道大などの分析で分かりました。

糖尿病は、人間の活動のエネルギー源となるブドウ糖がうまく使われず、血液中にあふれる病気で、不適切な生活習慣が原因の「生活習慣病」の一つです。

研究チームは2003年度、糖尿病ではない35〜55歳の3570人を調べました。その結果、07年度までの4年間で121人が糖尿病を発症し、このうち家族や親戚に糖尿病患者がいない人の発症の危険性は、5時間以下の人は7時間を超える人と比べ約5.4倍高かったそうです。

外国の研究でも、睡眠時間が極端に短かったり長かったりすると、病気になる危険が高くなる結果が出ています。研究チームは「質のいい適切な時間の睡眠を」と話しています。

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