社内のコンプライアンス(法令順守)窓口に上司の行為を通報したため配置転換などの報復を受けたとして、オリンパス社員、浜田正晴さん(51)が東京弁護士会に人権救済を申し立てたことを受け、同弁護士会は27日、「重大な人権侵害に当たる」として同社に警告したと発表した。
同弁護士会は「通報の事実が上司に伝わったこと自体が重大な人権侵害に当たり、その後の配置転換や低い人事評価も不当だ」と指摘した。
浜田さんはオリンパス側を相手取って配転無効などを求める訴訟を起こしており、東京高裁は昨年8月、配転は無効とする判決を言い渡した。会社側が上告中。
NIKKEI.com(2012.01.27 18:57)
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